詩人:アペイロン | [投票][編集] |
私が
永遠の眠りに墜ちた日
綺麗な花の咲く場所へと
どうか私を葬ってください。。
この星の大地となり
深く根付く大きな花となって
また貴方に微笑みかけるのでしょう
私が死んで
悲しみに暮れた貴方に
一輪の希望を。
最期のわがまま
願いが叶う日
花となる日。。
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シンプルな生き方
傷ついては強くなりかけがえのない人と言葉をかわして
またひとつ
優しくなる。
恥をかき
笑って泣いて
またひとつ
楽しくなる。
こうして生きてる限り
存在する意味は深まっていく
記憶が続くかぎり
思い出に浸れる
全ては私が私であるために
大切なこと。
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気付けば
この星に降り立っていた
成長しては朽ちる体
与えられたのは
豊富な餌と
生きる知恵
作られた未開な空間で
試される私たちはモルモット
この星の行方を
息をひそめて見つめる視線
たまに息ぐるしくなるのは
そのせいさ。
敏感なあんたなら分かるだろ
生きる意味などハナからないと。。
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あたしの周りには
いい人ばかり。
なのにあたしは
いい人になぜなれない
助けてもらってばかり
傷つけてばかり
未熟な思考
あたしだけこのまま置いていかれそうになる
不器用に変なリズムしか刻めない
天使の言葉か悪魔の囁きか
そんな人達が集まった自分自身に誇りを持てと
あたしは少し救われる
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あたしはちっぽけな人間で
教科書にも載らないし
後世に語り継がれることもない
あたしの生きた証は
今を生きる
人達の心だけに
刻まれるもの
ありふれたあたしの性格
でもこの景色を見ることができたのは
あたしだけ
死ぬまで大事にするわ
あたしだけの価値観
綺麗なものだけ集めてみせる
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なぜ別れなければならなかったの
神様、私たちの時間を戻して
嘆く女が一人
ずっと一緒にいられる運命だと
どうも思っていたらしい
それは無理だと百も承知だったでしょ
痛々しい勘違いね
別れを前提に
出会いがある
別れる時までに
貴女がすべき事と
しちゃいけない事
だいたい予測がつくはず
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いつか
世界の歯車が少し狂って
この日本国がなくなる時がくる
誰が終わらせたのか
どこが侵略するのかは
知らないけど。
日本人の血は薄れ
日本の歴史が忘れられて
外国の教科書には
こう書かれるのかな
米にしっぽをふり
米と共に没落した国
数奇な運命を辿った国だった、と。
なくしたくない
詩人:アペイロン | [投票][編集] |
明るく皆に話しかけてた私
家で喧嘩してずうずうしい奴にはなるなと叱られた
話しかけるのをやめ皆の聞き役になった私
家で喧嘩してあんたの何気ない言葉が人を傷つけると叱られた
皆を傷つけないため何も話さなくなった私
性格が悪くなったと噂された
一体どこで間違えたのかしら
私は実像を見失った
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もし
貴方と見つめあうことができなかったら
言葉がかわせなかったら
声を聞けなかったら
触れられなかったら
貴方の元に歩いて行くことができなかったら
同じ場所にいなかったら
違う時を生きてたら。
初めて気付いた
あたしは運がいい
平和で綺麗な世界を一緒に眺めてた
例えそれが永遠でなくても
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あぁ
詩は芸術の一つだというのに
芸術家は真似など許されないというのに
愚かな唄
人の言葉を私物化したいのなら
自分の心に一度溜めて貴方色に染めてから吐きださなければ
個性のない抜け殻
取って付けたツギハギの醜いことよ