詩人:アペイロン | [投票][編集] |
あたしは昔から
決断力と頭の回転だけは早かったから
組織のリーダーに自然となって
あたしもそれを受け入れた
余分だったのは
周りの感情を察知できすぎる事
自分の意見を妥協してまで付いてきてくれる大勢の人
犠牲者を出すか
進むか
役職を放棄することで楽になろうとしてた
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生まれた時
目の前には階段が。
上っていくと所々にアイテムが落ちている
美味しい料理
気の合う友達
家族の愛情
全て私を幸せにしてくれる物
でもそのうち複雑に罠が散りばめられる
狂気(凶器)を手にした者は永遠に迷いの森をぐるぐる彷徨うの
階段を降りる?
奈落の底へ行くおつもりならお試しあれ
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自然も破壊され
戦争も起こる腐った世界?
この世界はもともと綺麗だった
全ての元凶は人間の内側にある醜い感情にある
60億もの人間がこの世界に放たれた
お互いを抑制しあい進化していかなきゃ
一人の権力者より多くの民衆の声が通る世の中をようやく勝ち取ったんだ
宇宙の果てを目に焼き付けるまで守り抜きたい
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過去になる
君と出会ったあの日も
声が出せないほど笑った失敗話も
もうはっきりとは思い出せないよ
交わした約束さえ
すりきれた想い
たくさんの笑顔と優しさをくれた君
同じくらいの愛を返したかった
焦る鼓動
もうすぐサヨナラ
恋人でもない
絆を見せてくれた人
ありがとう
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早く大人になりたいと思ってた
そこに
責任とか
歯をくいしばるほどの苦労とかが
あるなんて知らなかったから
ただ自由が欲しかっただけ
干渉なんてしないで
誰かを巻き込んで物事をややこしくしたくなかったの
必死に一人で解決しようとしてた
誰かに守れてることも気付かないほど
小さな頭で
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本当は誰にも相談するつもりはなかったって
きっと
気持ちを溜め込み痛みに耐える事が
強さであり
優しさだと思ってたんだね
もしあたしが
悩み事を
時がだいぶ経ってからいきなり君に話したら
みずくさい、と君は思うだろう
小出しに話せばいい
堂々巡りな自己嫌悪より
重要なもの
これから君はどう在りたい
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見とれてた
今宵の月は
不思議な怪しさを放つ
夕暮れに墜ちてく太陽は丸く地球も丸い
惑星はどれもさまざまな大きさの円を描いて
銀河さえ
ぐるぐる渦をまき
すべてが廻る
人間は丸くない
けど生命はつながり輪廻転生してくらしい
あぁ
それが本当なら
君にまた会いたいよ
かじられた月
赤黒い空の下で
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あたしの名前を
聞いたら
思い出して
少しの痛みと
その存在を。
天狗な奴等に
興味はないの
輝くまなざしと
ぬくもりを抱えた人を見つめてる
あたしがいて
傷つけたなら
御免ね
でも
あなた以上の傷に
あたしは耐えてきた
忘れないで
貴方にもできるはず
限界なき者
今はまだ
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あなたは
ダイヤの原石
しっかり磨かなきゃ光らないままの
ただの石ころ
ふとそう言われた
あぁ
実力を発揮するために頑張らなきゃ。
そう思わせる為の
励まし言葉だったらしい
自分を宝石に例えられたのが嬉しくて
褒め言葉だとばかり思ってた
それこそ
自分はどこにでもある
石ころだと感じてたから
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人一倍傷ついたら
人一倍人の痛みがわかるようになった
それは誰かが隣にいてくれる喜びや感謝の気持ちを
二度と忘れさせはしない
忘れたらまた同じ苦痛を味わうから
次元の低いような被害妄想を巡らす人も
早く気付けたら楽になれるのにね
自分の役割を探す旅
それこそが自由だと