詩人:アペイロン | [投票][編集] |
あたしが笑うと
あいつが笑顔を見せてくれる
それは鏡や写真で見る、
あたしの表情にどこか似てる
話し方も
気まずいさも
面白さも
すべては敏感に伝染していく
今のあたしは
今まで出会った人の特徴のよせあつめ
何をもらうかは
自分で決めた
みんなのいい所をもらわなきゃ
「あたし」は完成しないの
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あなたはいつも
真似をしたがる
美術の時間も
手紙の書き方も
服装だってそう
きょろきょろ
チラチラ
感じる視線
自分の中に表現したいものがないんだね
共感することと
ただ真似してることは
全く違う
創造できないなら
無理してつくることないよ
違う物ができて当然
同じ物は二つもいらない
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自信満々のひとは
きっとかなり鈍感な人だ
不安に押しつぶされそうなひとは
きっと敏感すぎる人だ
自分を誇れるひとは
きっと人一倍努力してるんだ
自信のないひとは
きっと努力が足りてないのに気付づいてるんだ
人に優しいひとは
自分に厳しい人だ
自分に甘いひとは
人に厳しい人だ
そう思う
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Q後悔することを
なぜ選ぶのか
「この言葉を伝えずに一生後悔する」か
「言った後で言わなきゃよかったと後悔する」か
選択肢はいつも二つで
A結局どっちに転んでも後悔するから
あたしは前者を選ぶくせがあった
どっちも未来につながってるけど
勇気とリスクを自ら背負う分
後者の方が自分にとってプラスだと知る
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どこを見ても同じ考え方の人ばかり
みんな周りから浮くことを恐れて
個性を失っていく
ありのままを受け入れてもらえなかった過去をもつ人々が多すぎる
ずるい知恵を勝ち得といて
ずるさを知らない人に
「純粋だねぇ」と吐き捨てる
本当はうらやましいんだろね
意地を張ったり嫉妬したり
自分の良さを見失わないで
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あいつが
頑張っている
うわさで聞いたから
あたしも
頑張れた
何かを頑張れば
それだけで
誰かのためになる気がする
自分が自分であること
それこそが人生の大儀である
月が月であるように
花が花であるように
あたしが
最高の自分になれるように
時には凛々しく
時には馬鹿に
風のように生きていこう
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遠くを見すぎだと
よくつっこまれる
いつもぼーっとしてるから
あたしが
密かに見てる世界
空と
海と
大地だけの街
人やビルのない
太古の風景を
心に描いて
それはただの
想像でしかないけど
大切なものがよく見える
詩人:アペイロン | [投票][編集] |
君には
不幸になってほしくない
君の泣き顔も
苦しむ姿も
立ち止まるところも
あたしは見たくないよ
君が幸せであるように
自己中だったあたしの
唯一の願い事
神様どうか叶えてください。
宇宙にただひとりのあたしが
ただひとりの君に
恋した奇跡
忘れない
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眼鏡をかけた
すごい違和感
綺麗すぎる世界は
フェイク
いつのまにか
星の光さえ
もうこの眼には届かない
かすんだ独りぼっちの月を
闇に浮かべて
それがあたしにとってのリアル
ぼやけてく想い出のように
すべての
輪郭が消えて
境界線が曖昧になる
水彩画のような世界で
淡く生きよう
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人生を
輝いて
輝いて
走り尽くしたあと
神は与える
永遠の休息を
もしかすると
生に限りがあるように
死にも限りがあるかもしれないけど
あたしは今を
努力する
なぜかって
楽しいから
自分を高めて
挫折してはそれを乗り越え
できなかったことができるようになる
笑うために頑張るの