詩人:アペイロン | [投票][編集] |
地球が廻る
それに逆らう事はできないのに
日本人は前進しようとする
時間を直線に例えてさ
立ち止まらず
振り返らず
前だけ見て
疲れるよ
真実は
滑車で遊ぶラットのよう
カラカラカラと空回り
永遠に同じ場所
年だけとって
本当の世界は滑車の外に
自由を手にして野たれ死んでも
新世界をこの目に
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あなたの
色素の薄い目と髪は
ワタシを惑わせる
綺麗な三日月の夜
この星の美しさに
はっとした
夜空の下で
虫けらみたいに小さなワタシ達
それでも寄り添える幸せを
天は邪魔などしなかった
短い時と共に
ワタシを眠らせて
いつか来る終わりの時に気付かないフリをして
酔い痴れていよう
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どうして
ウジウジ悩む時間があるだろう
星の自転は遅くなり
50億年後回転をとめる地球と
1万年後
死に行く人類に誰か花束を
神がそこにいるなら
80年後
生きてるかどうか保証のないあたしは
ここに
優しさを残していこうと思う
楽しい日も悲しい日も常に愛を胸に!
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なぜだろう
悲しみの中にいる時の方が
綺麗な言葉を
見つけられる
自分を分かってもらいたくて
いろんな言葉を探すから?
幸せの渦に翻弄されてるとき
そこに言葉は必要ない
形にすれば
むしろ嘘になる
誰かの叫びは空の彼方へ
誰か悲しみは涙が伝えて土の中
誰にも届かぬまま
喜びは二人の中で永遠に
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言葉がでない
楽しませる事ができない
場を盛り上げる事ができない
人を傷つけないようどんなに気をつけても余計な言動をしてまう
努力が足りない
わかってる
解決策も見当たらない
前に行けない
時間がなんとなく過ぎてく
これじゃ駄目だ
愛しい人が遠ざかる
自信がない
隣にいてくれる人にさえそっぽを向いてしまうほど
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無駄なものなんて
何もない
ある言葉
人ガ笑ッテモ
天ハ笑イハシナイ
そう
それと同じ
多すぎる
人間が無駄なものだと勝手に位置付けてるもの
でも天は
それが必要だから
ここに作り
ここに残した
周りの人から傷つけられ
お前はいらないと
突き放されても
貴方をこの世界は必要としてる
忘れないで
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大きな失敗をせずに
生きてきた人は
いとも簡単に崩れ落ちる
言い負かすことだってたやすい
狭い考えかたに捕らわれてる為。
失敗をするほど
世界は広がる
立ち上がるほど
見方が増える
考え方など無数にあるよ
たくさんの失敗を乗り越えて来た人を
説き伏せることは
非常に難しい
恐れないように
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なぜ、偉そうな事が言えるか
それは全て自分が言われてきた事だから
後に師とする人の前で
幾度失敗をおかし
幾度失言を放っただろう
その度怒りにふれ
失敗をする度
戒めが増えた
泣き虫の私は
幼いうちに
幼い考えを改めなければと悟っていった
子孫に伝えるため
吸収しては考え答えを出した
全てがヒントなのだ
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いくら権力があり
頭脳が明晰でも
それをひけらかす事で
人を説得し動かしているなら
全く価値はない
話術もなければ
機転もきかない
子供じみたプライドだけは高く
戦い方を知らず
かわし方さえ知らない
哀れな未熟者
偉人は
自身を誇らず
常に上を目指すため
いくら称賛されようと己に溺れる事はないと思う
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夢があった
儚い夢
不安さえ忘れて
夢中に抱き締めてた時の方が
幸せだったなんて
なんて皮肉だろう
自分の中で
何かが死んで
何かが始まるのを
確かに感じた
昔は甘えてた
「しばらく立ち上がれない」−誰カ助ケテ−
暗号のように必死に発信して
けど今は乗り越えられる
早くその向こう側を見たいから