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アペイロンの部屋


[26] 一時の甘え
詩人:アペイロン [投票][編集]

君が隣にいるのに

伝えたい言葉が出てこない

言わなくても十分幸せだったから

それだけでいいやと持て余したの

大切な時間が両手からサラサラとこぼれ落ちるのを感じながら

二度と来ないチャンスが逃げていく

あたしは期待してた
どうせまた同じ時は巡るし
明日も今日の繰り返しだと

痛む後悔一時の甘え

2003/12/15 (Mon)

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