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雨宮 永の部屋


[2] 無題
詩人:雨宮 永 [投票][編集]

真実は脚色された事実の向こう国境沿いの辺鄙な島を例に見る

異邦の物は一つの品を人数分に分け
道徳と礼儀をよそに旅の疲れを労わり
果敢な者は鳥の頭を砕いて島を返せと主張する

彼らもまた捏造された歴史に翻弄される時代の被害者
この国に関与する異邦の権力者の手駒に過ぎない

十万の死をなすりつけられ国と共に貶められてきた多くの英霊たちよ

真実は架空の空間を伝って明るみに出ようとしている

私はその時をまだかまだかと心待ちにしているよ

2009/06/30 (Tue)

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