詩人:箕喪 木陰 | [投票][編集] |
心がこんなにも拒んでいるのに
あなたは無理に
引き込もうとするんですね
みんなには私の気持ちは
わかるはずないんですよね
「人」っていうのは支えあうって
よく言いますよね
でも今の私には
とても信じられないんです
この世界の「友情」だの
なんだのって
偽りだと思ってしまうくらい
私は 私の心は
病んでいるのです
きっとこの苦しみは
実際にその現状に立ち会って見ない限り
誰にもわからないんでしょうね
でも
少しでも痛みを理解してくれる人が
一人でも近くにいたら
これほどの幸せはないんでしょうね
でもきっと私は
そのことさえ偽りと
感じてしまうかもしれない
そしたら私は
闇の中へと姿を隠し
羽根をのばすとしましょうか
のばせるだけ羽根をのばし
いつしかこの空を
痛みを感じずに
飛べることを
祈りながら