詩人:morning star | [投票][編集] |
たくさんの業(もの)を命に巻き込んで、わたしは躍進む
かつては識らずにいた真実(こと)も既に識った真実にも、背は見せられ無い 時の波が押し寄せ、今生の涯て迄は、推移(はこ)んでくれる。
睡る未來(こと)出来るから希望が在る、新生(つぎ)は在るから羽ばたきが留まら無い
たくさんの宿命(なにか)をつつみこんで、わたしは生きる
もうすぐ生誕まれてくる瞬間達に、明かりが満ち満ちて、
その心もきっと癒してくれる。
不可思議の定業(さだめ)に星空を見上げて、三世の何処からか聞こえくる韻律へと耳朶(みみ)を澄ませた・・・
刻の泪は光り耀いて、刻の泪は光り耀いて・・・
詩人:morning star | [投票][編集] |
小鳥のちいさなさえずりが、どこからともなくきこえてくるよ
小鳥のやさしいうたごえが、どこからともなくとどいているよ
春の日差しが、木漏れ日の今日、あたえてくれた
春の歓びが、旅立ちの朝、あたためてくれている
小鳥のかわいいほほえみが、どこかでいまもうまれているよ
小鳥のとうとしまなざしが、どこかでいまもおもっているよ
詩人:morning star | [投票][編集] |
力が誕生まれてくる、本来秘めている、現出するべき其力
忘れていた自分、のしかかる現世の風、鬱屈していた過去・・
呼び覚ましゆく歌声、働きだす生命(いのち)に湧き出ずる泉
眠っていた昨日、塞がれ続けていた魂、見開き始めた其瞳・・
力は直ぐに誕生まれ来る、ずっと叶わずにいたあの力、
ながらく忘れ居た本来があの姿、
目醒めの歌は、行進の様鳴り響き・・・
詩人:morning star | [投票][編集] |
安息の夢の中、自身の宮殿に入る
軋轢は弱まり、畏怖れは和らぎ、またたく間に、柔らかな眠りの中
安楽な夢の中、生命(いのち)の宮殿へ入る。
圧力は消え去り、慄きは立ち去り、まばたきの間に、至福せな涯ての果て・・
自身の宮殿へ入る、自身の生命の宮殿へと、今
詩人:morning star | [投票][編集] |
如何してこの世界に居て、その声が聞こえて
如何してこの世界の中、その意思感じてる
生命は生命と感応し、心は心と順応して、想いと憶いが瞬間の閃きを約し逢っている
如何してこの世界で出逢い、
如何してこの世界の中で見つけ
何故に、この世界の中を前進している。
生命は生命と約束していて(宿縁)、生命は因果を慣わしとしていて、宿命は常に私達の命の中で育ち息衝いている。
・・・・・・・
如何してこの世界の中、生誕まれ来て
如何してこの世界の中、苦悩し、
何故に、この世界の中を生きているのか・・
命の歌を聴いて、命からの声をさがして、あすからの意思を感応じて・・・
命のささやきを信じて、命のつぶやきを耳にして、命が自身だとみつけてる
詩人:morning star | [投票][編集] |
風の匂いも変化り、時の流れも更新されて、青空が放つ光りも遠い彼方・・・
私達もいつしか灰となり塵となり、限り在る明日、だべっているだけなら前進めない
雪化粧の山肌なつかしみ、桜色の舞い散るを想いだし、川のせせらぐ音色が故郷を教え・・
風の香りを感じ、時の流れを確かめて、曇天が降す雨粒に虹色を憶う・・
私達もいつしか灰となり塵となって、銀河の中の小さな破片(かけら)、森羅万象万物が藻屑
私達もいつか歌となり、光となり、輝ける舞い、精霊が魂、生命(いのち)が瞬間、憶いが焔
詩人:morning star | [投票][編集] |
光の記憶を眺めながら、遠ざかりゆく景色は命に宿る
あれはいつの事、幻の大地、舞舞う蝶、月あかりからの灯火
悠久の想い見詰めながら、近づきゆく一念り、未來(あした)迄も捧げた
あれはいつの夜、暁の海、舞躍る華、陽光から届いた唄
光の記憶をいまも、幾つも、いまでも眺めみながら・・
詩人:morning star | [投票][編集] |
魂が暗黒に覆われて、羽が重しに感ぜられしとき、
生命が常闇に結ばれて、運命が艱難と感ぜられしとき、
輝ける魂のあかるい歌を
輝きの生命のほとばしる奏でを
目覚めゆく未來の感動の明日を
人生が墜落して、取り返せ無い、苦悩の極みが今も立ちはだかる時、
奥底に映しだす三世の鏡を、命より抜き去りし宝剣が劔を、突破口開きゆく新生が一念りを
詩人:morning star | [投票][編集] |
凍えそうな身体と魄、
震えそうなこころと命、
はばたく為に、羽毛の様な毛布の中で
とびたつ為に、眠りの様な安らぎの夢に
壊れそうな今と現在、
終わりそうな世界と明日、
生き綴く為に、光りの様な目醒めの詩を、
歩き綴く為に、大地の様な基盤の瞬間を、
笑えそうな花びらが風、
ほころびそうな蕾が貴方(きみ)、
いつも胸に、必然性の唄を、
いつも感性に、直感力の眼を、
はばたく為に、羽毛の様な毛布の中へ
とびたつ為に、眠りの様な安らぎの夢に