詩人:morning star | [投票][編集] |
慟哭している心を魂で包み込んで。
降り注ぐ天上からの星の雫(あめ)を、光りと浴びて…
刻は廻る、運命は動く、微風(かぜ)はそよめき、大地は芽を出だし、太陽きらめき、天馬(ペガスス)嘶き・・・
生命力(いのち)は誕生まれる、自身を信じる、明日を画く、未來迄奔走るから・・・
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夕焼けに雨粒がかかって、
幻想的な夢の中へ連れ出されて、
悲しい様な嬉しい様な、
そんな感情にずっと魂の深く迄支配されていて、
さっきの過去もいまはもう褪せていて、
私は是れから何処へ前進むのだろうかと
仰ぎ観る天上(そら)はやがては流星のキャンバスへと・・
ハープの響きが木霊してきて私を永遠(はるか)遠く迄へと誘引ない結び、ほんとうは一切(ぜんぶ)忘却れてるだけで、
思いだせれば楽に成れて、笑顔の花びら零れ落ちるのにと・・
虚空に連なる、懐かしの思いで(ばしょ)へと、憶念(おもい)偲ばせてみるも、隔てている時間(きょり)は彼方に在り過ぎて、ため息に苦心しさ封じ込めてみたけれど、其れでも如何しても届けない・・・
夕焼けに雨粒が染まって、
幻想的な夢の彼方へと
瞬間の刻を翔け抜けられたのなら、
ふたたび自由を此の胸奥へと取り戻せるのにと・・・
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たゆたう時が小船のわたしを、いつまでもどこまでも
運んでくれてる様に、
願いを込めて、たゆたい歌う、私も歌う、
波風から伝わる波紋を受けて、
ずっと遠く迄征ける様にと・・・
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常闇とあかるい闇の境目に起ちて、
半身だけ天明(ひかり)のシャワーを浴びている。
鍵盤の韻律(リズム)が弾けて、生死の詩を聴かせてる。
発進(たびだち)の呼応は深層な意識の何処か…
手を繋いだ幻想(まぼろし)は、ギュッと時間を越えた其過去・現在・未來(いつか)…
鍵盤の旋律(メロディ)が歌って、転換の刻を告げてる。
発動(たびだち)の感応は深淵な記憶の其の・・・
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すべての森羅万象(じしょう)を上昇気流へと転換える
法理と哲学を駆使して、
今日も遠く高く迄浮かびあがり、
今生の成就(な)すべきを決着(かたづ)けようっ
魂はどんどん多様(おおく)を吸収して、
未熟な自己(わたし)を薫陶し成熟させて征く。
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雪解け水の流るる音が何処か遠くで、
確かに息衝いている時間が、
かすかだけれど、響いているんだ。
たくさんの思いで、未來が歓喜んでいる歌が、
生命きている地球(せかい)を実証しているかの様に
虹色の歌、幾筋にも渡り、ハーモニーを描くみたいに曲線を勇躍る。
希望の涙乗せて、縦横無尽・自由自在に彩りを与え来るかの様に、
春の季節、桜花の乱舞、時空さえ結実び付けながら・・・
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斬り裂かれる今宵(よる)に、
奔走り抜ける凱歌(あさ)の明星を察知(か)んじ、
跳び上がる新章(きせつ)に、
翔破け抜けた足跡の現証(あかし)を掴めば、
なんて夢心地、なんて愉楽しき夢現、なんとあかるきわが胸中
いつも花園に居るみたいよ。
いつも笑顔で居るみたいよ。
いつも口笛きこえてきそうよ。
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繊細な感情の泪を幾筋にも頬(ほお)に滲ませて、
其れでも優しく歌う貴方の明朗(ほがらか)さ、
私の命を今日も立ち上がらせて、
明日へと向う希望の灯りともす
何処から来訪るの、温かな其energy(ちから)の源泉(みなもと)。
何処から誕生まれるの、幸せな其喜悦(よろこび)の音声
私の心を今日も奮い起たせては、
暗闇のキャンバスへと七色の明かりを自在に遊戯(ゆうげ)させてくれるよ。
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沈没む寸前の黎明の日差(ひかり)が、
其貴方の顔(かんばせ)をわずか照らして、
紙一重をいく度も蘇生みがえらせた。
消滅える眼前の雷鳴の閃光(ひかり)が、
其貴方の胸中をつよく奮迅わせて、
闇の道筋をはっきりと浮かび上がらせた。
今新生の扉を開いて、まっすぐに歩き出そう。
つつみ込む様な生命(ひかり)が、“あなた”から生誕まれ来たよ。
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こぼれ出た涙とともに世界中の情景(けしき)さえ
消えてしまった…
こぼれ落ちる雫とともに世界中の光景(ひかり)が
皆無(し)んでしまった…
黒いトンネルの中永劫(とわ)に彷徨い歩きながら、
私は何処にゆくの、私はいつか還れるの…
こぼれ渇いた運命の欠片(かけら)が私に反射して、
私の明日の地図を今日も画き印すわ、
瞳の色彩を求めて、瞳の光彩へ手を伸ばして、
楽土(けしき)を今日も創造って征くわ、
頬笑(あした)を今日も創造って征くから…