詩人:morning star | [投票][編集] |
時は過ぎ去るから
僕は何処へ征こう、
人生(なに)を実行(し)よう
世界は不確かの大海(うみ)
求めるべき幸せの方法(すべ)、
選択肢は既にわずか
努力と信念と忍耐のみなら
到底解決へ至らぬ、
生命(いのち)宿りし其真相(なにか)・・・
僕は何処へ征こう、
百才成る其以前(まえ)に…
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暗雲が立ち籠めてる世界
一条の光を我が胸に、
生命きている今日も
驀進んで征く明日も、
只々最期の愉悦びへと出逢わんが成就(ため)…
華々咲き頬笑う天地へと赴かんが達成(ゆえ)…
はるか涯てから聴こえ来るよ、
時や地形(ばしょ)さえ超えて
たくさんの楽しい笑い声、「はやくおいで、はやくおいでよ」と。…
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至極の痛苦の魄が、
常時(いつも)命へ染み憑き、
砕破けた目差しのぼやけた景色さえ
儚く私をおいてけぼりにしてくから・・
星屑を大地へ撒き散らして、
私は私の起ち位置を浮かび上がらせようっ。
乾いた時間の無情な秒針(はり)の音(ね)が、
無気力の苦海(うみ)へと私を引き摺り降ろすのならば、
幾億の綺羅星を生命(いのち)へ抱えて、
私は私の心象(せかい)を発光させるっ。
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ともに分け逢う音律の魂(うた)を、
いつか届け繋ぐ韻律の魂(もの)を、
同じ重さ手ざわりをみつめたら、
時が効力(ちから)失くして、心は熱く満たされて、
果てへの憶いも虹で路が生誕(でき)る
共有できる
魂一つきり…
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私が起立って居た世界(ばしょ)は何処だったろう、
ほんの一握りの知識
まだまだ明かされて無い真理(ほんとう)が、沢山在るのね。
天空で今日も吹いている風光(かぜ)、
宇宙の涯(さき)から届いている韻律(リズム)、
あわただしい日々に追われている私たち・・・
いつか時が枯渇れる刻に、振り返っても如何なるの…
満ちてくる生命の力に順応して、瞼下ろして、彼方遠くを見詰めてる。
心地よい眺めが、心象で喜悦び画いて、私たちはもう一度私たちに成就れる・・
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川のほとりに坐って口ずさんでる、
念願(いのり)の詩を
扉の向こう側で、鳥達が囀り、花が笑ってる
私の意思が宇宙の彼方へと吸い込まれて行った
私はとりとめも無く、私の生命の宿命(なか)を覗き込んでる…
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巨大な旅客船(ふね)が君の街の港へと入港する
船内(そこ)には誰も居無いの、そして君の街にも誰も居無いの・・・
あらたなる新世紀(じだい)が幕を開いて、手を繋いで翼に成れたなら、
飛び出そう、生涯の結末(おわり)に描写る情景(けしき)が、命へキラキラ反射して、弾み出す魂が、夢迄の名曲を演奏でて居たよね
汽笛が心のどこからか聴こえてきたなら、
出港の合図がそう瞬間(いま)響き渡る…
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歯車が動き出さなきゃ…
命と謂う不可思議(もの)は共同体なんだ。
宿命を運命を共有している存在(もの)なんだ。
“宿命共同体”と謂う命名(こと)もできる。
苦渋と云う鎖で、愛憎と云う悲哀しみで、連鎖れる宿命(こと)も在る・・・
うれし涙と謂う歓喜びで、誓願いと謂う沈黙と忍耐で分かち逢う心境(こと)も在るのかもしれない・・・
“宿縁”の絆が、一切の未來を創造して居る。
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瞳に宿る感性
其れを存分に発揮し、
貴方と私の征く末を創造るよ。
瞳から会得られる生命力(ちから)
其れを満天に掲げて、
貴方と私の宝城を築くから。
*宝城(ほうじょう)
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此の物質(からだ)がいつか瓦礫(がらくた)や残がいに成って、
私が此処に居た事実(こと)すら忘れ去られてしまったとしても、
感涙(なみだ)はこぼさないで、どこか遠く目差していこう・・・
無情な冷風(かぜ)が吹いて、たましい迄凍り付いても、孤独を地獄だけで噛みしめた…
運命の砦が、さえぎりゆく完璧が私にはどこ迄も高すぎて、
打ちのめされた薄弱(よわさ)と儚さに辛うじて喰らい付いたとしても、せつなさだけ遺された・・・
さあ誰も居無い、誰一人こ無い楽園に還って、ひとり運命の継続(つづき)を、造り上げよう
海がみえるよ、時が流れたよ、光がまぶしかったよ、私は消え去ったよ