詩人:morning star | [投票][編集] |
ずっと同じ時間を眺めて
ずっと同じ世紀(じだい)を生命き
ずっと同じ魂の感覚を分かち逢った…
ずっと同じ夜を通過して
ずっと同じ夜明けに照らされて
ずっと同じ“イマ”を記憶して…
ずっとずっとずっと…
憶えて征く生命(いのち)
ずっとずっとずっと…
今生の生命(こと)を忘れない・・
詩人:morning star | [投票][編集] |
生きる意味や存在の訳を
其の唄声(こえ)がおしえてくれた。
現実に彷徨い、人生観(こたえ)へ惑い混み、
運命へ束縛られ
時間へ危められそうだった私達…
今生の刻は瞬く間過ぎてく…
「晩年が振り返った溜息に悔ゆる生涯(こと)勿れ」
宙の藻屑と漂う日もそう遠からず…
詩人:morning star | [投票][編集] |
巨大な光につつまれて
おおきな闇の時間に支配をされて居た…
わたしの生命をゆっくり覗き込んで観ると、
其所では過去のすべての善悪の瞬時(とき)が余すところなく
繰り拡げられ刻みつけられて居た…
浮き上がり現象と表れようと、
幾たびの生死の隔たりを越えて
底に現在(いま)も沈んで居ながら…
詩人:morning star | [投票][編集] |
咲き誇る魂が華
詩の音色へとぎ澄ませた
あたたかな旅路の軌道へと入り
いらない定め永久に宿命から外し
きれいな唄声のながれ来る方へと
いざなわれて征く
えらべない未来塞がれて
嘆く無力を彼方へと眠らせて…
春の居る場所へと
春の在る場所へと・・
詩名:“詩音”
詩人:morning star | [投票][編集] |
想念(おもい)がちりぢりと成って虚空へと解脱(と)け
各々が生命の内奥へと具わって居る
地図を未来へと開き、
運命とシナリオと謂う宿業(わたし)
眺めて脚を動かせた、少し…
今生の刻を駆け抜けよう
閃光りに鳴った魂の共鳴で
あすの展望をはるかな彼方へと見届け
詩人:morning star | [投票][編集] |
輝きの季節
其の生命へ焼きつき
こわれない歌のように
やさしき魂
無尽に溢れて
汝の当体をいろどり飾り
永久の喜悦び
桜花の乱舞が如く
悠久の刻へと開花かれん
詩人:morning star | [投票][編集] |
懐かしき微風(かぜ)を受けて
懐かしき美風(かぜ)を浴びて
懐かしき魂の記憶が呼応をして
燃えさかった瞋恚の炎(ひ)が現実(いま)清浄化されて・・
揺れるまなざしのさきに在る町並みが
幼少の感情も遠い彼方の晩年の時刻も
連れてきて…
心地よく触れる瞼とざした風の香り・・
心地よく撫でた瞼とざした風の音律(メロディ)・・
懐かしき魂の記憶へと亦出逢えて…
懐かしき生命(わたし)の記憶へとふたたび継続(つ)げて…
詩人:morning star | [投票][編集] |
きらめきの刻が七色の宙を色取り
ゆらめきの暁月(つき)が明け方の天へ微笑う
運命は生命の時間(なか)に画かれて創作られ
使命は宿命から殻を破り捨てたのち生誕まれくる
虹の架け橋、幾重にも思想と思考と想像の大地から湧き出でさせれば、
約束の大海(うみ)、小波躍らせて、君が魂の唄と舞ってる
詩人:morning star | [投票][編集] |
1万年後の現実(いま)ならば
もっと安穏安楽で、
ほほ笑みは咲き溢れて
諍いや劣等的意識の浮遊さえ
行き場哭き憎悪さえも
薄ら薄れて、
己が受持(も)つ"すべて”さえ
輝きの材料(かて)と成り
花と成り、
所願成就の生涯へ
今生(とき)の終焉(おわり)さえ
観送れるのだろうに…
虚空へと念いの丈、
仰がせてるだけよ・・
撃ちはなつだけだよ・・・