詩人:morning star | [投票][編集] |
暗闇に咲いた華
独りきり見詰め
其の煌煌と光放つ
不思議な時間
過去世(かこ)と
未来世(みらい)
無くならせて、
“現世(いま)へ立つ”
其の理由(わけ)
感応じ取らせて、
私は私に契り交わした
誓いし願いを
発信させた。
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君を「未来へと連れて征く」唄を聴いて、
君を「夜明けへと連れて征く」唄を聴いて、
Railを敷き詰め続けた
雨天決行の人生の旅路を留難の雹さえ識らぬ顔して、
君を「未来へと連れて征く」唄を歌い、
君を「夜明けへと連れて征く」唄を歌いながら、
華開く因刻み続けた
春の息吹の新風薫りくる彼方仰ぎ観ながら
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深い睡りの夢の奥底(そこ)で
いったいなにを観てなにを感応じなにを得て、
いま又再び還ってきたんだろうか
此の不確かの慣わしばかりまかり通る
危うく紙一重な浮遊世界に居て、誰人さえ
作り笑いを崩しながら剥がれ落ちる未来へと突き進んで居る。
壊れそうな唄を壊さないように歌い抱きしめて、
我見は壊さず疑わず省みずに、
探究心は忘却してる事すら忘れて
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久遠元初の光に包まれて
凡ゆる三世(とき)の速度が
消滅して、
生命に充ちひろがる安らかな詩(うた)
ずっとさがしていたメロディのように
忘れていた想い出連れてきて
還れずに居た悲哀しい輪廻から縛られた
魂の嗚咽(なみだ)解脱くかのように
集いくる七色の夢の滴のかけら達
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風の匂いが変わり
宙の光が語る様にまたたき
其々の魂魄(たましい)は
生命の深奥憶い出すようにして
其の果たすべき未来へと
今旅発つ
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秒読みは何時の頃からか、
既に創められていて、
微かに果てから
伝わりくる
其のリズム
因果の韻律へ則り
捉えた者に
約束された至福の鼓動
与えている
生命秘められし
宿縁(えにし)と使命
今内奥の宇宙爆発的に
広大無辺の叙事詩の演劇(ドラマ)
生誕みだしたように
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苦痛の中で、苦悩の果てで、狂気の末に
己心(おのれ)の生命(いのち)の内奥(おく)へと、
正気の、えがおの輝きの、
未来の姿を観付ける…
煩悩即菩提
生死即涅槃
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瞋恚(しんに)と憤怒の感情
凍結させて、
かろやかで
緩やかな
DOORの向こう
待ち受ける
安らぎと安らかな
たましいの集う其の楽園(その)へ
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流転変転繰り返して、
幾億星霜の
私達の尊き
生命の旅路
穢れても汚しても傷付き疵付けたとしても
不浄の輪廻の因果ならば、
清浄識へ開花した
白蓮華のような美しさ
深淵き祈念(いのり)の定めたる
展望のvision画き具現化す
果てしなき歩み
霞む理想郷迄も踏破目指す
今生(いま)に掲げる意志の
つよき憶い詩を詠うように
さあ唱えようか