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morning starの部屋


[15] 『きみ』
詩人:morning star [投票][編集]


どんなにさみしくても
どんなにかなしくても
いつもぼくは
きみの生命(なか)にいるよ


だからなかないで
うつむかないで
にじんだけしきに
しゃがみこまないで…
まぼろしにかえていこう


いつもだいているよ
いつもよんでいるよ
いつもこわくないよ
いつもふれているんだよ
そのきみのすべてに


さみしくないよ
かなしくないよ
いつもひとつのままだよ

むきあっては
まなざしをたしかめてたね
月光にてらされてたね
きみがきれい
いつもよりきれい
みんなきれいだけど
きみがいちばんきれい

やさしくなでていたいね
そのほほをいつまでも
ずっとおわらずに
いつまでもいつまでもね

そうねがうなら永遠だね
いまこのときもね
ずっといっしょになろうねずっといっしょにいようね


どんなにさみしくてもね
どんなにかなしくてもね
そうしんじていてね
わらっていてね
ないていてもね
わらっていけるのならね
おわりはくるのだからね
どんなひにも
いつかおわりはくるのだからね


いつもぼくは
きみの生命(なか)にいるよ
いつもきみをね
あたためていてあげるね
いつもいつもいつも
きみにふれたままでね
あたためていてあげるね


いつまでもいつまでも
いつまでも
きみといっしょにね
きみだけといっしょだね
きみだけといっしょにいるからね


ふたりだけでね
ふたりきりでね。


きみときみときみだけと。








2006/12/05 (Tue)

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