ホーム > 詩人の部屋 > morning starの部屋 > 111018

morning starの部屋


[215] 111018
詩人:morning star [投票][編集]

迫り来る宿命の刃を弾き、
悲鳴を上げる代わりに一念り込めた。

命に逆巻く恐怖を砕き、穏やかな安らぎを得る為に、
生きる目的はなにかと、涯て迄見通す憶いでくちびる噛みしめた。

突き刺さる雨粒の様な過酷を躱し、
前のめりそうな命を叱咤しては今日の日を保っている。

命に感じる不思議は何故かと、宙の向こう側迄も意識とばしては、
内包する心のうちに己に識りたい真実(こたえ)求めた。


過ぎ去りゆく刻に、運命委ねて、過ぎ去りゆく昨日に、明日を感じて、
過ぎ去りゆく私に、永遠求めて、過ぎ去りゆく一切に、未來を感じて・・


2011/10/18 (Tue)

前頁] [morning starの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -