胎動の深淵き記憶の意識の底で、たゆとう眠り游ぎ渡りながら、瞬間の閃きときらめきずっと遠くで感応じて居る。目差す時間は、咲き出ずる刻は、我のみぞ識る。生命の縁と不可思議胸奥へ懐き、微かの光明(ひかり)へたどり着かん
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