詩人:morning star | [投票][編集] |
歪みを治せっ 歪みを正さなきゃっ
ああ がんばって笑っているなんて…
ああ がんばって笑っているなんて…
ああ一体 どれだけ俯きながらここまで歩いて来たの? 幾度 非常に耐え抜きながら進んで来たの?
暗闇に安心することはあったとしても…
美しく容姿はまわりの瞳を輝かせるね
だけどその傍らで、凍り付く感情どこかで怯えている…。
きっと繰り返しに疲れたコトも忘れ、仮面を継いでたえず重ねて
もう剥がせずに二面性をほんとうと憶えて
きょうもまぶしさに怖れながら、だけど勇敢に朝焼けの光りのまえに立っている。
美しく容姿は誰かに何かを忘れさせるね
そして傷付ける言葉はいつの間にか増殖してる気がしてる…。
歪みを治せっ 歪みを正さなきゃいけないっ
ああ がんばって笑っているなんて…
ああ がんばって笑っているなんて…
真夜中はひとりなら張り詰めたこころを解いて
穏やかさをとり戻せるね、やさしさの空気にひたれるよね。
明日また乱れ捻れ汚れ純潔さを忘れ去った視線の街中へ飛び込んでいかなきゃならないとしても…。
哀しげに容姿は裏腹に想いを訴えているよね
沈み痛んでる表情(かお)の誰かが悲痛や溜息を抑えているのも知りもしないで…。
歪みを治せっ 歪みを正さなきゃならないっ
ああ がんばって笑っているなんて…
ああ がんばって笑っているなんて…。
「…鈍感ナ者ニナラヨリ刺サレ…虚飾シカ愛セナイナラ裸ニナレ…傷付キ溺レル魂ノ涙ナラ歓ビマデ早ク辿リ着キユケ…」
…がんばって笑っているなんて
…がんばって笑わなきゃならないなんて…。
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