詩人:morning star | [投票][編集] |
逆巻く烈風(かぜ)に目眩と疲弊の孤独へ囚われていたとしても、
渇いた疲労に精神の劔(やいば)寂れていたとしても、
鎖された展望が日影の憂うつに苛まれていたにしても、
あかるい春の陽射しの柔かな温もりの想い出のような悦びのあすに輝きわたる再興の微笑(とき)がもういち度かならずふたたび現出れくる刻はぜったい在るから
とまれずに歩き前進むほかはない未来の扉幾つ開いても目差そう
ぼくらの生命に宿された光耀(ひかり)の源泉(ちから)と云う名の希望の湧現の其の日の来訪れ只確信じ…
*湧現(ゆげん)
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