相対する宇宙の片隅の音もなき真夜中(よる)に移ろう感情の温もりや色逢い其れ等を只ながれるままに眺めて居る…現出するわたしと膝を丸め抱えて眼差しとざすわたしと云う生命体(いのち)…記憶に睡る己心(わたし)を混濁の意識の海から連れ出して…
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