目覚めの唄がいつかとどろいて夕焼け昊のまま刻は刻を無くして現の殻から出現した魂の己心(わたし)があたりを見回して、砕けた世界の惨状は私の内なる宙の具現化ならばと…イマ羽根はひろげて、わたしはわたしの想いへ成り切ろうとあかね色のかなた目差し泪は乾かせるようにと…飛び発った
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