詩人:morning star | [投票][編集] |
地獄のような娑婆(ばしょ)で、
生命きて居る。
燃え尽きそうな魄で、
前のめりなあしたを信じてる…
それでも微かな望みの光りに掌を延ばして、
瞬間を観付けて、
其所に自身を存在させなければ
イケナイのだろう…
産まれたからには、
生命きねばならぬ…
無常で無情な“人界”の理と掟が、
スベテなのだろうかと・・
歌え無い唄を心弱く口ずさんでみようにも、
夕暮れと夜明けが同時に、
心奥(こころ)の宇宙に咲くのだろうかと、
あしたの軌跡へと虹色の秒音(こえ)が聴こえくる様にと…
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