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morning starの部屋


[546] 1299
詩人:morning star [投票][編集]


魂の檻のなかで
生命の宇宙の涯てで

己心の自我の障壁(かべ)を
壊そうと
のたうつ刻のながれを
超えようと


足掻き
虚空(くう)を眺めみては、


たどり着いた
満々たる生命力の境地に居ながら、


薫風(かぜ)を、春光(ひかり)を、夢幻(ゆめ)を、


胸奥の眼目(ひとみ)へと吸いこんでは


“臨終”の今際の淡きひとときたちへと


包容(つつ)まれゆく“人界”の終焉日を目がけ



ゆっくりと疾走を、くり返して…


…る




2012/09/09 (Sun)

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