深い夜の海辺で 立ちすくむ一つのカゲ…打ち沈んだ心温冷えた手 暖メル者イナクナルよく見たこの波がどこか痛ましいから目を閉じて 朝焼けを理由に目を覚ます何処から僕は間違えただろう独りはとても嫌いなのに何処から君は居なくなっただろう夜の絶海が好きな僕は二度と 此の海を見れなくなった……
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