歪にくねる日々 の樹よ限られた実 なんでもいいなにか「刻んでくれ…」窓のひびを爪でなぞり割れた爪を腕にあて裂くかれら狭い部屋にいる自演の孤立が本当の自由で与えられた広い部屋其処にいるおまえこそ飼い慣らされた虫のよう植え付けられた悲恨の実を かじって生かされた気づいていない?土の中には共がいるよ
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