離れて 歩いたいまさら話すことなく灰色の空左手の素っ気なさに俯いた僕あの頃の今粉々になった感嘆するほど何もない自分に気づき心泣いた手と手が 近すぎてでも触れない埋まらない空白知らない誰かに戻れないそんなことわかってたのにわかりたくなかった
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