数学で一番大切なコトは美しく解答するということ。
説明を削り過ぎて痩せこけた解答ではなく、説明を付け過ぎて太り過ぎた解答でもなく、その答えは見る者全てを圧倒し、見る者全てをくぎづけにする。
美しい解答には飽きがこない。
そう、例えば君のように…

泣きたい時は泣いて、笑いたい時は笑って、怒りたい時は怒って、叫びたい時は叫ぶ。
愛したい時は愛して、恋したい時は恋して、想いたい時は想って、Ｈしたい時はＨする。殴りたい時は殴って、蹴りたい時は蹴る。


人間(ひと)はそれでいいと思う。
何かをしたい時はそれをする。
それが人間(ひと)なんだと思う。

全ての人が幸福であればいいなんて思ったこともあったけど、
よく考えたら
全ての人が幸福なら、そのうちそれが普通になって、全ての人が幸福じゃなくなるんだよね。

でも全ての人が幸福なら、全ての人が好きな人と一緒にいるんだよね。

そんなことありえない
やっぱり全ての人が幸福になるのは無理なんだね。

自分の好きな人が記憶喪失になってあなたのことを忘れていたら

あなたはその人を好きでいられますか？

自分の好きな人が死んで、その人のクローンがいたとしたら

あなたはその人を好きでいられますか？

考えてください。

同一人物です。

偽物じゃない、本物のあなたが愛した人…


考えてください。

他人なんてどうでもいい…

２人さえいれば何もいらない。

これが10代の、子供のエゴだとすれば大人になる前に共に死のう…
これが一番きれいなカタチなんだから。

汚い大人になんかなってやるもんか。

僕たちは死を選び、子孫を遺し、次の再生のときも同じコトをする。

きれいなまま終わらせたいから。

＜嫌いな人とは一緒に住まないよ。僕たちはお互い経済力があるのに出ていかないってことは、僕たちはお互いのことが嫌いじゃないんだよ。＞

なのにどうしていつも『愛してる？』って聞くんだい？『どうして？』って聞くと『愛の証明』って答える。

じゃあ僕たちが一緒に住んでるのは愛の証明にならないの？

僕は死んだらどこに行くの？
死体置場？
焼かれちゃうのかな？埋められちゃうの？
死ぬのは痛い？
死ぬのは怖いの？
さびしい？
ねぇ、教えてよ。
死んだら僕はいつまで考えていられるの？
５分？10分？ずっと？ねぇ、いつまで？
ねぇ…
ねぇ…
ねぇってばぁ
何で黙ってるの？




君、もしかして…

僕がしてきたたくさんのこと
君は覚えてる？
僕は忘れてしまったようだ

あのとき、ひどく君を傷つけてしまったあのとき
僕は何をしたのかさえ覚えていない
ただ君の泣き顔だけが頭から離れない

ごめんよ…

僕がわるかったのはわかってる…

もう二度と君を泣かせたりはしない

だから…ずっと側にいてくれ

君のおかげで僕は存在することができた

生まれてからずっと18歳の僕は君の全てを知っている

僕のお母さんでもあり恋人でもある君

僕が生まれたとき君はひどく泣いていたね

この１年間いろんな君を見てきた
最近はよく笑うようになったよね

僕はもうすぐ死ぬのかな…？



ねぇ、もう僕を呼ばないでね

僕が前に立って道を照らしてあげよう

君は僕の後ろについてきて

大丈夫怖がらないで

でも道はまだまだ始まったばかり
目的地がどこなのかもわからない

人生っていう道…

あっそうそう言い忘れたけど絶対後ろ向いちゃダメだよ
だって後ろに僕はいないんだから