詩人:松子 | [投票][編集] |
誰が呼んだか おっさんドリル
僕らのアイドル おっさんドリル
街の聖者だ おっさんドリル
「今日の宿題は、計算ドリルと漢字ドリル。 それからおっさんドリルです」
ランドセルには おっさんドリル
ふでばこ 下敷き おっさんドリル
国・算・社・理 おっさんドリル
「ちょ、お母さん。これ修理するわ。 おっさんドリル取ってきて」
困ったときには おっさんドリル
オキシドールと おっさんドリル
一家に一台 おっさんドリル
ドリルのおっさん おっさんドリル
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ロッククライマー
愛すクライマー
アイスクライマー
なつかしい
ロックマン
2人のメン
チャーシューメン
なつかしい
6×9=54
途中で引越し
7の段
なつかしい
南京ロック
北京ダック
東京チック
なつかしい
ノスタルジー
今日はロックの日
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それが赤だろうが青だろうが
関係ない
要はその線を越えさえすれば
それでいい
それが男だろうが女だろうが
関係ない
要は穴に入れさえすれば
それでいい
生を放って
性を放って
say! 「お花」って
聖を放って
つまりはみんな自分じゃ何にもできないし
他人任せの I want…
だからそれでも生きている
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子どもの頃
点を結んで
絵を描いたように
数字の順番どおり
点を結べば
理想の未来が描けるって
そう信じてたのに
僕に突きつけられた点は
あまりにも多すぎて
あまりにも少なすぎて
数字をひとつとばしてみれば
変わり者呼ばわりされ
次の点を見つけられなければ
邪魔者扱いされる
それでも僕が
描いた未来は
たとえそれが いびつでも
たとえそれが ちっぽけでも
誰にも描けない
誰にも侵せない
僕だけの未来だ
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サイレンが遠くで聞こえてる
それが僕らに知らせるのは
きっと誰かの危険なんだ
そんな簡単なことを
誰かに教えたり
教わったりすることを
僕らはいつまでもつづけてる
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普通の顔でも
普通の髪型でも
普通の言葉でも
普通の会話でも
普通の見方でも
普通の日常でも
そこにパッションがあれば
普通じゃないものを求めて
普通じゃない明日を求めて
普通の人間でいるなんて
よくある話さ
そこにパッションがなければ
スローモーションで
パッションの
エモーションが
溢れだしてくる
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ラブレター
書いた
読んだ
丸めた
捨てた
ラブレター
書いた
読んだ
たたんだ
置いた
明けた
ラブレター
読んだ
破いた
捨てた
拾った
集めた
開けた
吹いた
季節はずれ
桜
見えた