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松子の部屋


[37] 点と線で描いて
詩人:松子 [投票][編集]

子どもの頃

点を結んで

絵を描いたように



数字の順番どおり

点を結べば

理想の未来が描けるって




そう信じてたのに




僕に突きつけられた点は

あまりにも多すぎて

あまりにも少なすぎて



数字をひとつとばしてみれば

変わり者呼ばわりされ



次の点を見つけられなければ

邪魔者扱いされる





それでも僕が

描いた未来は


たとえそれが いびつでも

たとえそれが ちっぽけでも


誰にも描けない

誰にも侵せない



僕だけの未来だ

2005/07/30 (Sat)

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