ホーム > 詩人の部屋 > 旅人モドキ(左利き)の部屋 > 投稿順表示

旅人モドキ(左利き)の部屋  〜 投稿順表示 〜


[251] #0251
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

地球に砂が積もってゆく
地球に 砂が積もってゆく
地球に 砂が 積もってゆく
地球に砂が積もってゆく 地球に砂が積もってゆく
地球に 砂が 積もって ゆく
地球 に 砂 が 積もっ て ゆく
地 球 に 砂 が 積 も っ て ゆ く
地球に砂が積もってゆく 地球に砂が積もってゆく 地球に砂が積もってゆく

2015/07/07 (Tue)

[252] #0252
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

リヴェンジならば容赦せず
機が熟すのを待ち発射だぜ
あえて空気は読まぬプレイに導く
衝動という名の熱き血潮め
おれの夢は恋と等しい価値を持つ
七つのときめきを想う意中の人へ
きみが今もアクトレスとして心に巣食う
枠に収めるなんて無理な話なんだって
このポエムも愛を彩る道具と言える
花ばっかり咲きやがって散っても実れ
とびっきりのプレゼントも中継で結ぶ
ウェブを経て羅針盤よきみにも届け
情けは人のためならず

2015/07/07 (Tue)

[253] #0253
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

処女航海が今の今まで続いたら
そりゃ魚くらい食らいたくもなるって話だ
寄港して船着き場で二枚分ぐらい歌えば
まるで絶海の孤島を独り占めしちゃう出来心さ
甲板に立てば吹き抜けるは夜風だから
さんざん社会の歯車など狂わせた旅人の卵が
一発本番だと熱を帯び夏風情も得たから

2015/10/07 (Wed)

[254] #0254
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

二百十六円は二かける百八円
三百二十四円は三かける百八円
五百四十円は五かける百八円
千百八十八円は十一かける百八円
三千三百四十八円は三十一かける百八円
壱万三千七百十六円は百二十七かける百八円
七百七十七周の千九乗は弐千六百冊の恋かける二百八冊の愛

2015/10/07 (Wed)

[255] #0255
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

西の壁を一回ノックせよ 南の壁を二回ノックせよ
北の壁を一回ノックせよ 南の壁を一回ノックせよ
中央の柱を五回ノックせよ
北の壁を五回ノックせよ 南の壁を二回ノックせよ
東の壁と南の壁を同時に二十一回ノックせよ
恋仲へ続く道まで開け 決して方角は間違えるな

2015/10/07 (Wed)

[256] #0256
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

おれは思いをめぐらす きみとキッスでハグもしちゃう秘め事
きみが必要なんだ おれと結ばれようと語っても 海綿みたいって遮断され
とはいえおれの思いはめぐる 海綿ならフリーズで逸脱する謀り事
結論をほったらかして 踊り明かそうとおれは焦るも ただの遊びねってきみに絶縁され
とはいいつつも再び思いめぐらせるが どうにかこうにか結論をマスタリングする願い事
ただならぬ覚悟ですらおれの真剣さが伝わらず きみから切実なる別れなど公表され
色めきたって有頂天な心もめぐり おれには考えもおよばぬ厄介事
リアルな浮世にてアイディアを具現化するデメリットが含まれ

2015/10/07 (Wed)

[257] #0257
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

一陣ノ風ガ遍ク吹キ抜ケル情景ノセイカイ
ドウヤラ進歩ト進化ヲ使イ分ケシナイノハ
二足歩行ノ欠陥ナド察スル素質ノセイカイ
ソノ断絶ヲ免レル遺伝子ガ空ニ浮カブノハ
三葉虫ノ化石ナンゾ究メル学問ノセイカイ
アレホド栄エタ文明ノ衰退マデ重ネルノハ
四死球ノ連続デ塁ヲ進メル走者ノセイカイ
コノ世界ガ必死ニ生キル矛盾デ光放ツノハ
五里霧中ノ心境ダト漂ワス戯言ノセイカイ

2015/10/07 (Wed)

[258] #0258
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

かいがらが つなぐことがら
たいへいようの かたすみにある ちいさなしまへ
ながれついては ひろうゆめ
きっとすべてを あきらめたくは なかったわけで
ゆくえしれずと なったのに
おもいがつのり はぐくまれ まいもどっても
いってつのいし ずるするひまを
あたえられずに いっぱつで なぐりたおされ
むきあって おあいことなる
めいわくを かけてみたって まずくない
おたがいさまに しちゃおうよ
うまくなるほど わらいばなしで ばをかきまぜろ
つづけてみても おいしいはずだ
もしもはまべで つまずいて なみだのもうと
だめじゃない あきらめたって

2015/10/07 (Wed)

[259] #0259
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

クルミを割れた日の先へ 迷ったり回り道しながら
その望遠鏡を担いでった 息きらしつつ駆けだして
サファイアみたいな街灯 くぐり抜けて目をこらす
ほうき星を探してみたら ぼわっと金魚が水ふいた
ラッパが高らかに鳴った 幸せの扉まで走り続けて
いつまでも空を転がる旅 不確かな航路への冒険は
ポリリズムが頭に響いて まだ万人もまだまだ未完

2015/10/07 (Wed)

[260] #0260
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

それはさておき星にしても炎にしても青いほうがより高温で燃えているとの豆知識でも学ぶ
とどのつまり見かけの印象と内に秘める本質とが異なるという意外さなども考える
らんぼうの取り残しなる魂を宿す者としての情熱が実感できるのならば得した気分も味わえよう

2016/01/07 (Thu)
315件中 (251-260) [ << 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >> ... 32
- 詩人の部屋 -