詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
せっかくのプレゼントもびしょぬれ ただ意外と深くなかったから
いわば地に足つけて歩けた かっこ良く泳ぐ経験は避ける旅路さ
きっと実らぬ恋も楽しいぜ とりあえず盛大なクラップを鳴らそう
そら好きになるって強いんだ きみの希望により舞い戻る
うわ究極のファインプレイが おれに響き渡り追い風を届け返す
あせらないで笑いながらも これまでの道筋も照らす星であれ
ゆるやかな川もひとっとび あるマイライフな橋のたもと
ずる賢い点ではお互い様だね そう簡単に忘れ去られると思うな
おれはレジェンドの証拠を目撃した きみだけが当事者じゃないが
どん底から浮上する人生が痛快で また拾ってみた効があるや
もう寄り添えないなら突き放す このピンチを乗り越えてみろ
あらゆる困難と幸せの扉へ進め ほれた弱みなど満喫しやがれ
ひねくれたポジティヴが売りだと あすの空へ向かい幕をめくる
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真剣な考えであっても冗談めかして表現するのに精を出しまくるやつ
迷宮に潜む成功への鍵をこっそり奪取すると秘策を練りたがる曲者
小惑星が接近する機に乗じて脱皮を密かに企図しては集う若人たち
不夜城の探索に明け暮れては時空すら超える冒険も夢見がちな奇術師
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きみの誕生日が化石の全体像を浮き彫りにする舞台とは
なんだか意味深い偶然の一致だとの感想を持つが
おれの考え過ぎかって巨大恐竜の骨に心で問う
それは人類の推理力と有史以前の物語との結晶でもあり
きみがおれを導いた先に発見できた光景なんだろうと思い
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きみっぽく大盛りのメインディッシュをおかわりする気分なんだ
おれだって迷わないでスカイダイビングの手助けぐらい果たすよ
きみ宛にも届くものか不安になるほどのとびっきりなギフトを贈れば
おれなりのサプライズってのも仕掛けまくったろうかと思案に暮れる
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あつい気持ちをぶつけて高め合える好機だなぁ
ひとまずあくびは温存でタコライスも平らげる
だからまるごと歌ったり踊ったりすりゃよいぞ
さっそうとわざわざスーパースターが現れたね
やたら恥辱やら失敗談やらを糧にする人だって
ちゃんとパラシュートも込みで軟着陸しようぜ
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拡散する手段が目的に変換され悩ましい
安っぽい建前ばかり並べたがる人物とは競わない
思いきり駆け足で非日常を優雅に飛び回りたい
三角点も等級があるなんて知ればとても面白い
色恋だとか語り尽くせば話題に事欠かない
奈落から勢いに乗って跳躍すると未開拓への迷い
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世は情け 波が打ち寄せ
この想い 破れるか
航路は続く どこまでも
胸を張るんだ 迷わず進め
遠ざかる つらい過去すら
いつからか 笑えるさ
だから捨てるよ お別れだ
もっと楽しい 合図をたどる
あわてるな 先はひらけて
歩けると 思いきれ
酸いも甘いも 知りつくす
流浪の民よ 旅は道連れ
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どうやら始まりそうな猛暑の気配に浮かれ
きみに招待されたキャラヴァンに加わったら 想定を超える光景と対面しちゃったから
おれは息をのんで地上で繰り広げられる世界に見とれまくる
とはいえ楽観ばかりする人じゃなかったり 今のポジションを考えると傷心ぎみだったり
あとの祭りだとか飛んで火にいる夏の虫って言葉が駆け回るところ
きみも感情をノックされたはずの相手から 空前絶後の思わせぶりなど食らったのなら
やっぱり活劇による最大の立役者はきみだって認める
ところで青か水色の浴衣ってある 花や金魚の柄なんてリクエストしてみる
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きみの立ち位置をただ考えている
今は泣きじゃくって嘆く時なんだ
きみが弱音を叫ぶなら反響がある
当たり前ではなくて有り難いんだ
きみと同じくらい心の優しすぎる
人にも届いて口笛など鳴らすんだ
きみへ結局どんな気持ちを伝える
足を停めて思いが脈打つ日なんだ
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変化球ばかりを放り続ける癖が抜けない策略家
睡魔が飽きもせずに襲撃するは知を探求する旅人
命あっての物種と語りかける伝説を刻んでゆく志
逆境に立ち向かうか逃げ惑うか雲隠れするか選べる自由
海王星に突如として現れ氷雨を降らす塊が渦巻き回顧する大暗斑