きみを一息に飲みほしたいと思う高みを目指して真っしぐらに進むきみは大口を叩く泣き虫だけれど二番煎じを厭がる負けん気は強いきみの夢にこだわり過ぎるあまり失敗を省みない言動に興ざめするきみが何だか甘ったるい焙じ茶で雁ヶ音を入れても濁って見えるの
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