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旅人モドキ(左利き)の部屋


[136] #0136
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

まるで斬新な叙事詩みたいで
どんな節で語ろうが皆は涙ぐみ
全員で声を潜めて見守りながらも
朝っぱらでさえ黙考に耽る印なんだ
きみも原っぱを訪ね歩いたのかい
だだっ広い死者の丘に佇んでは
刻文などで頻繁に述べられる
あらゆる住居が爪痕を遺す
荒野をよぎって目を凝らすが
城塞は人けも無く乾燥し寂れる
四千五百年も歳を経て吐露すれば
くまなく瀝青で謎を糊塗しては覆う

2011/07/22 (Fri)

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