きみは蛍みたいにきらめくおれの蠢きなどつゆしらずきみが螺るももはなまめきおれを蠱すほどにあやしげきみの蜂っぽいしりがゆれおれに蟠るしこりをぬぐうきみを蜜があまくにおわせおれは蝶へといざなわれるきみに触れあうはおみあしおれが蛹だったかおぼろで
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