クルミを割れた日の先へ 迷ったり回り道しながらその望遠鏡を担いでった 息きらしつつ駆けだしてサファイアみたいな街灯 くぐり抜けて目をこらすほうき星を探してみたら ぼわっと金魚が水ふいたラッパが高らかに鳴った 幸せの扉まで走り続けていつまでも空を転がる旅 不確かな航路への冒険はポリリズムが頭に響いて まだ万人もまだまだ未完
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