詩人:鈴木 | [投票][編集] |
偶然の再会
卒業して以来だね
なんて言いながら喫茶店
「クリームソーダ!」
迷わず注文するあなたを見て
「おこちゃまだね」とからかう
いつも子供のように甘えられるあなたが羨ましかった
いつも子供のように素直なあなたが羨ましかった
意気がっていつも私は珈琲だけど
美味しいと思った事はない
今日はあなたの真似していいですか?
「私もクリームソーダ!」
詩人:鈴木 | [投票][編集] |
奴は私に
煙草をやめろと言う
時間を守れと言う
人の気持ちを考えろと言う
部屋を片付けろと言う
仕事を見つけろと言う
大人になれと言う
ムカつく
全部ぐちゃぐちゃになってしまえと思った
そしたらホントにぐちゃぐちゃになってた
今になって好きだなんて気付いて馬鹿だな
全部ぐちゃぐちゃに混ざったら
めちゃうまいミックスジュース
私の事思ってくれてたんだ
ありがとう
詩人:鈴木 | [投票][編集] |
君と話がしたいから
毎日見てるだけなんてやだよ
君と話がしたいから
君が風邪ひかないかなって願ってる
僕のポケットにはのど飴
気が利くね なんて言われるかな
君と話がしたいから
もう二ヵ月待ってます
詩人:鈴木 | [投票][編集] |
卒業してもやりたい事が見つからない私は
弾けきれなかったポップコーン
普通に生活して普通に大学に行った
けど何か物足りない僕は
綺麗に弾けたポップコーン
苦労して就職したけれど
目指すものが違うと三ヵ月で会社を辞めた俺は
焦げたポップコーン
嫌気がさす毎日に革命を
僕等のこの手で革命を
詩人:鈴木 | [投票][編集] |
いつも苺を最後にとっておくから
食いしん坊の君によく横取りされたな
楽しみをとられて悔しいけど、何だか嬉しくてさ
今は癖で二つ買っても
食べきれないよ
もう最後の楽しみはいらないから…
また君と並んで笑える日を願うよ
ケーキの後の苺はこんなに酸っぱいんだな