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『天使の泪』
あろうことか プーニは泪した
微笑を振り撒くお仕事中に
あまりにも 世知辛く
あまりにも 殺生な世界に
こんな処にはもう居たくないと
痛くない在処を探してみた
プーニは天使
いくら探そうとも
死ぬ事すら できやしない
行く先は又 此処なのだから
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『マテリアの唄』
想う処には 届くかは分からない
だけどマテリアは少し少女で居たい
一輪の華 と言い難い評判だけれど
何があっても私には貴方なの
マテリアは貴方を想います
そっと大切に 想いたいの
何も勝る事の出来ないキモチに
どんな優しさも拭えない
マテリアの友達は優しい
でも このキモチ もう少し暖めるね
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『訴える自愛』
その鳩は平和の象徴と言われる
白い鳩 羽ばたいて いるの
善し悪しは人によるけれど
吹く息は仏のようで
誰もが惹かれてしまう
そんな音色なの
育ちの良い白い鳩はリアルを
知らなすぎて
灰色の鳩はリアルを知っている
その分腹黒い一面も
見え 隠れ
灰色の汚職 ワイロ やだね
白色の献金 代言壮語 やだね
自給自足で狩猟している人たち
そんな国の人たちが
私の中で唯一ピュアなの
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『炭鉱夫の奏』
えっさ こらせ えっさ
毎日ノーブルは精を出す
家族を想って 町の皆を想って
毎日毎日 前に前に前に
ノーブルは毎日祈る
タイタンの恩恵に対して
「もう少し、貴方に抱かれて
あと少し、大きな懐に。』
大地の恵 タイタンの偉大なこと
タイタンの偉大なこと
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叶わない願いです
誰もが 心から 幸せになるのは
でも 僕があの子を想う 好き と
貴方達が 恋人に 家族に
想う人に 好き と 想い続ける
これは 出来ることかもしれません
伝えることが叶わなくなっても
伝えることが出来なくても
想いを生み出すことは
止めることが出来ません
ならいっそ 心から 発信し続けましょう
全ての生き物が愛をもてることを
祈っています
Heart.
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あなたの気持ちが嬉しくて
あたふたと受け止めてみても
あなたは何時も笑っていて
クシャクシャと頭を撫でるの
そんな日々が 懐かしすぎて
忘れるなんて 出来るのかな
今はそんなに無垢じゃないけど
又何時か撫でて貰えるかな?
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『街角の皇族』
「おお!神よ!
私に素晴しき君を!」
何時ものように喜劇的に
叫ぶムンク あくまで紳士的に
「おお!髪よ・・・
私に素晴しき君を・・・」
お調子者ムンク 彼は
下町の人気者
この街角の皇族と唄われる
誰か彼に愛しの君を
(彼の言う所の君はきっと着毛であろう)
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君は何時もコロンコロンで
実によく食べること
見ている方が胸焼けしてしまう
おいおい 寝そべるなよ
相変わらず太っちょいなあ
少し食事を与えすぎたかな
皆でケタタと笑う
そんな君は食べ過ぎて死ぬ
臓器がやられてたんだね
だけど今も君の娘は
相変わらずコロンコロンです
そして私も ケタタ と
笑ってしまいます
親の顔が見たいと思います
最近よく
私が悪かったのかもしれないけど
君たちの幸せそうな食い散らかし方が
ありがとう に聞こえるので
これからも 出来るだけ
君たちの自由を尊重して
たまには 食事制限でもしてみます
睨まないでよね
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シトシト振る夜は
私を誘い込むの
夜這いしにくる様に
私はその音に泪し
自分を追い込むの
このキモチは何?
私に問いかけるの
月影に産まれた
もう一人の私が
私は客観的になら
答えて上げられるから
「そのキモチはね
愛してるのキモチよ。」