あなたの言うことは

いつもくだらない

『好キダヨ』

『愛シテル』

くだらない。

ねぇ誰を想って言ってるの

どうして泣くの

『行カナイデ』

『離レタクナイ』

くだらない。

私はあの人じゃない

悔しいね



そばにいてもあなたは

ここにいない

あなたの大好きな人は

どこにいるの

なんだか辛いね

悔しいね

可哀想ね

私はここにいるのに

もうそろそろ

泣いてもいいですか？

泣きましょうよ

我慢しなくていいですか？

我慢なんて

体に悪いですよ？

一緒に泣きましょう

すっきりしたら

一緒に笑いましょう

なんでもっと

好きだと伝えられたときに

伝えられなかったのだろう


もっと素直になれば

よかった

私はあんなに

愛されていたのに


もっと好きだと

伝えとけばよかった

ねぇ、大好きだよ

戻ってきてよ

今ならいっぱい好きだと

伝えられるのに


あなたはもういない

あのとき僕は

これからもずっと

君と一緒にいるんだと

信じていた

そんなこと無理だって

初めからわかっていたのに

僕はこの気持ちを

止められなかったんだ

思ってもないのに

よくそんなこと

言えますね

僕の気持ちも知らないで

こっちは苦しいんです

辛いんです

泣きたいんです

思ってもないのに

言わないでくれよ

君が好きです


そう言ったって

叶わない

君はあいつが好き

それなら僕は

悪役になってでも

君の心の中にいたい

僕はこんなことしか

思いつかなかった

本当は好きなんだけど

馬鹿でごめんね。

あの人が好き

大好き

いっその事あの人の

ホクロになれたら

良いのに―







あれ？私のホクロが

増えてる…次の日も

その次の日も

だんだん　だんだん

増えていく…―

ある日右手全部が

ホクロで黒くなった

そのうち

左手

右足

左足

首…

全部黒くなっていく

そしてついには








『あ！ホクロ増えてる…』











私は好きな人の

腕のホクロになりました

僕の心臓はおかしい

君をみるとドキドキ

君と話すとバクバク

君が誰かと話すとズキズキ

僕の心臓は苦しかったり

痛かったり…

僕はなぜか君に訪ねた

君は少し戸惑いながら

『私もだよっ』と

言ってきた

僕はまた

心臓がおかしくなった

治せるのは、君だけ？

ボクはキミがスキです


キミもボクがスキです


ボクはそれだけで


すごくシアワセですっ

あなたと
どう接して良いか
わからなくなった

嫌われるのが怖くて
近寄れなくなった

あんなに仲良しだったのに
あなたのあの一言で
私はあなたに
近寄れなくなった

胸が苦しいです
あなたが大好きなのに
近寄れない

嫌われたくないから
近寄れない

大好きなのに

大好きだから

近寄れない