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流☆群の部屋


[1] アスファルト
詩人:流☆群 [投票][編集]

昨日の夢の続きを見せて
あんなに暖かい日差しの下で手をつないで歩いていた二人
最高の笑顔で交わした
何も言わなくても伝わる気持ち
『大好きだよ』ってあなたの手の温度が言ってる

嘘みたい

今はこんなにも冷たい

私はアスファルトの上で寝転がる
ここは今の私のいるべきところ
もう帰れない
あなたの優しい腕の中には
だから私は眠っておくよ
せめて夢見るくらいは許されるよね

暖かな夢を求めて
私は冷たいアスファルトの上眠りにつく

2003/10/06 (Mon)

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