詩人:流☆群 | [投票][編集] |
窓をうつ雨音
ああ、今日も君の夢をみた
夢の中の現実は
見たくないものばかり
あたしと君の終わり
もう何回続けてみたことか
ストーリーは毎回違う
そんなことどうだっていい
目覚める前には必ず
あたしと君とは終わってしまうのだから…
約束のないあたし達は
どうして
だって
そうだったじゃない
そう言われれば
本当にそうだから
あたしは何にも言えないよ…
どう表現していいものか
あたしと君との終演は
始まってもないないから…
幕も開いてないのに
終わったなんて言うのはおかしいけど
生まれ始めたあたしの想い
遂げる前に終うの?
どうしたらいい…?
夢をみるから不安になるのか
夢をみるから泣きたくなるのか
不安だから夢をみたのか
泣きたくなるから夢をみたのか…
どっちが最初だったかなんて
そんなのもう忘れた
聴きなれた呼び出し音の中に
無言の君がいる