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流☆群の部屋


[51] 捕らわれの檻
詩人:流☆群 [投票][編集]

気がついたら

あたしは檻の中にいて

小さく収まっていた

身動きもとれずに…



退屈な日常に飽きた

自由な世界にあこがれて

探しているものはそこにあるのだと


勢いよく飛び出した

あたしはあたしの思うがままに生きて

自由を手に入れたつもりでいた


でも違った


結局あたしは

自由でもなんでもなくて

勢いよく飛び出したつもりが

羽ばたけずにいて

ただ翼をバタバタ、バタバタ…


檻の中は狭くて窮屈で

小さく収まって目をつぶるしかなかった


ねぇ

あたしのあこがれた自由は

とてつもなく小さな檻だったよ…

2003/11/19 (Wed)

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