部屋の隅っこで窓から見える空

なんだか今だけは

悪い言葉も考えも許してくれそうで

そうでもしないと壊れそうで

私は私に

罪を犯した。

『愛してる』

なんてくさいセリフって思ってる？？

『何十年後も君を想ってる』

なんてありきたりなセリフって思ってる？？

でも そんなくさいセリフでも

ありきたりなセリフでもいいんだ

君を愛してるのには変わらないから

これからもこんな風に思い続けれる

僕でいようと思う。

私は私になりたくなくて

だけど他の誰かにもなりたくなくて。

通り抜けた風が優しく頬を撫でた

悲しい事も苦しい事もあるけど

今はあの太陽も空も手が届きそうな気がして

"うん、きっと大丈夫"

そんな自信もでてきたりして

風がまた優しく頬を撫でた

私は顔をあげて歩きだした。

同情して欲しい訳じゃない

だけど攻められたい訳じゃない

僕はただ、愛が欲しいだけなのに

それだけなのに・・・・・・。

君が先に死ぬか

僕が先に死ぬか

そんなのわからない

だから今生きているうちに君を守るよ

君を愛すよ

精一杯

滅ぶ時がくるまで。

好きなんて言わなくてもいいよ

愛してるなんて言わなくてもいいよ

わかってるから

あなたの気持ち あなたとの赤い糸は

ちゃんと繋がれてるから。

知らないよ

そんなカオ

知らないよ

そんな私以外に見せるカオ

知らない。

あなたは歩いていく

理由も何も言わず

歩いていく

その後ろ姿はもう

私との未来に向いていなかった。

結局人は自分の幸せが1番ね

だけど

自分が幸せにならなきゃ何も幸せにできない。