俺は死の淵で雨と一緒に作り笑い それはあまりにも虚しく それはあまりにも馬鹿げてる 汚濁した人間の考えや社会のモラルなんかこの俺には分かるはずもない ただ俺にはこの腐りかかった世界の闇が見える
この雨を喜びに変えて この苦しみをくだらない笑いに変えて まだ俺には生きるべき権利がある まだ俺には楽しむべき義務がある 俺はこの首吊り台の上から またすべてを手に入れる
皮肉にも神様は権利者に幸福をもたらし 俺達には孤独を与えてくれた きれい事が両手いっぱいに さぁどうやってあいつを苦しめるべきか 俺の考えなど一週間で理解できるさ あまりにも馬鹿げてる一週間でね
この夜を光に変えて この嘆きを叫びに変えて 俺にはまだ生きるべき権利がある 俺にはまだ楽しむべき義務がある この首吊り台の上から 俺は神に銃口を向ける
さぁ楽しむべきポイントはわかったか？ 思うがままに動くんだ いつお前に銃口が向くか分からないからな その苦しみが報われるとは限らないぜ
神はいつでも銃を隠し持つ 神は今日も容赦なく引金を引く

今日俺は自分を取り戻すんだ もう同じ生活や同じ言い回しにこりごりしてるから ここから全てが変わろうとしている
俺は何も持っちゃいないけど この街に紛れこんで生きるのには飽々してる 俺は何も持っちゃいないけど これから全てを手に入れるところ
今日からこの曇った世界は変わり始める なぜなら俺はもう全てを捨てたから もう手元には何一つ実感がないけど これからまた全てを手にするんだ
俺は何も持っちゃいないけど この風に流されて生きるのはごめんだ 俺は何も持っちゃいないけどまた明日はやってくるんだ
神様 俺が守って欲しいものは愛じゃなければ幸福感でもない ただ一つの実感 ただ一つ俺の心 あとは自分で手に入れてやるよ
俺は何も持っちゃいないけど 俺はまだ俺で居る 俺は何も持っちゃいないけど 俺は何も手にしちゃいないけど ここから全ては始まるんだ

さぁ言ってくれよ ただ一言お前の言葉で さぁ言ってくれよ もう何も怯む事はないだろ？ お前はこの俺に冷たい銃口を向けたんだから
分かりきった涙も 覚えたての口説き文句も 全てもう俺の頭からは消えかけて あとにはくだらない毎日と泣くには酷すぎる事実だけが残る
もう何も俺には分かるはずがない 理解するにはあまりにも辛く酷すぎるんだ 長く長い道が見える
さぁ言ってくれよ ただ一言お前の言葉で さぁ言ってくれよ 何も怯む事はないだろ？ なぜなら俺は意思を持った屑だからな
世界は暗く濁って あぁイエス様 俺はこの世界をぶち壊したい あぁイエス様 その手に持った銃を捨てな
全ては俺の頭から消えかけて 眠るにはあまりにもこの部屋は広すぎる さぁこの手にフェタミンを打ってくれ
さぁ言ってくれよ お前の言葉でただ一言 さぁ言ってくれよ 何も怯む事はないだろ？ もう気を使うのにはこりごりしてるんだ
お前はまるでこの世界に降り立った天使 お前はまるで罪深き孤独な男 遠く近い世界 俺はまだ見ぬ冷えきった世界