ホーム > 詩人の部屋 > ぇりりんごの部屋 > 雨のせいか

ぇりりんごの部屋


[1] 雨のせいか
詩人:ぇりりんご [投票][編集]

雨の中傘もささずに立ち尽くす。

雨のせいか 涙のせいか顔も見れず沈黙だけが過ぎてゆく

『行かないで』と 最後に愛してた人の背中に触れた時、いつもの大きな大きな温かいぬくもが 冷えた指先に伝わってきた。

泣き叫びたい。
張り裂けそうな胸をこらえて



愛した人の背中を押した

2004/08/28 (Sat)

[前頁] [ぇりりんごの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -