真綿の様な温かさ



霧雨の様な繊細さ



朧月の様な不確かさ



疾風の様に脈打つ鼓動



陽炎の様に


ただ 揺らぐ






跳ね石繋ぐ


波紋の言葉

、、ばかみたいに

、、、、泣いた




気持ちを抑える何かが

壊れてしまった




もう


止まらないのかと

思うほど





あの日から、、いま





僕は、、もう、、、



泣けないことを



知っている

背中から

抱き締めてくれる



それだけでいい





ただ


ぬくもりがあれば


それだけで、、、、

この掌にのるモノは

あまりにも少ない



でも



だから


いつかの

あの日を想って


強く 強く


握り締める



壊れぬ様に


離れぬ様に

僕は何処に居るの？


僕は此処に居るよ。




僕は何をしているの？


僕は泣いているよ。




僕はなぜ泣いてるの？


明日を

笑う為に泣いてるんだ

　　霞み色




　　　　滲む景色の


　
　うつす花

積乱雲を見上げていた


たいそうな風が
あの時の気持ちを

歌っている




紙飛行機


きっと

あの草までは届かない



黄金色に沈む太陽に

明日を聞けば
答えは聞けるだろう



明日の始まりは

絡まった糸を
ほぐす事から始めよう

守るべき者の為

守るべき物の為


刃を抜き 構え行く



殺意ではなく

憎悪ではなく



誇り高い

決意をの重みと共に

何にも触れず


何にも問われず



ただ風に揺れ咲き


ひそかに花咲き

静かに花散る




哀しくないよ


淋しくないよ



限りない空へ

散り逝く事できるから

ひとつだけの


オリジナルカラー




僕だけの



たったひとつの