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HIROの部屋


[164] − 冬 −
詩人:HIRO [投票][編集]

冷たい雲に
少し寂しさがある

白い息吐きながら
空を見上げていた

夜の街はなんだか
にぎやかで

一人の自分

居場所が無いように
感じた

足早に歩く僕の顔に
冷たい感触

空を見上げると
風に散る白い花が舞っていた

何年かぶりに舞う

風花

触れれば消えてしまうはかなさに
切なさを感じていた

2002/12/24 (Tue)

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