ホーム > 詩人の部屋 > HIROの部屋 > 白い気持ち

HIROの部屋


[304] 白い気持ち
詩人:HIRO [投票][編集]

眠りの浅いまま

夜明けが過ぎる


開花を待ち侘びた
桜の雫が
私の手に触れる


白い春に焦がれて

淡い散り花に吹かれて

一粒の微笑み零して

歩むこの街道



明日この街に

春が来る





2004/03/18 (Thu)

前頁] [HIROの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -