風見鶏は揺れる大きく鳴く事も無く遥か空に羽根を伸ばす事もなく風見鶏は回るいつか触れたあの心地いい風を思い出して風見鶏が止まったもうビスが錆び付いてしまったもう風を示せない風見鶏が鳴いたそれは大きな風に吹かれてそして見上げた空彼は消えていた風と共に
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