いとしいとしといふこころ此れが戀と謂ふならば僕は貴方に戀をした明けも暮れも只管に貴方をいとしと想ひます雪は積もれど軈て解け春を誘ひ招くとも想ひは消えねど只積もり春の訪れ待つ許いとしいとしと謂ひ続け僕は春を待ちませう消えぬ想ひの重みに負けて樹の枝折れるその日まで
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