詩人:メグル | [投票][編集] |
どうしようもない気分
胸がずくずくする
他の人が良いなら私に近寄らないでよ
甘い期待なんてさせないで
後悔するのは私なんだから
あなたの一番は誰なの
私でないことは確かだけれど
それでも 私わがままだから
あなたの一番になりたい
教えてよ
なら諦めがつくから
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あのさ
何でそんなに一生懸命なの?
頑張ったって意味ないんだって
知ってるよね
なのにさ、
どうして足掻くの?
妙に胸が痛てぇ
汗と泥にまみれた
あんたの姿を見ていると
泣き出しそうになるんだ
ああ、諦めなきゃ良かったかなって
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私を苛むこの痛み
――何だと思う?
体の芯からじわりじわり
込み上げるように 押し上げるように
這い上ってくる鈍痛
目には見えないから
誰も気付かないの
痛い 痛い 痛い
だれかきづいて
きずぐちはそう わたしのこころだった
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夢を見て夢を観て
どれが一番か分からなくなっちゃった
叶えたいものが多すぎて
私の視界は真っ暗闇だわ
歩く道に広がるはいくつもの分れ道
看板には「お好きなように」と書いてある
どれにしよう あれかな これかな
迷ううちにもうこんな時間
夢という名の欲望は果てることを知らず
人はそれを追い求め生を終える
哲学者はこう悟ったわ
「人間は欲望で出来ている」
知っていた? 知ってるわ
それが生きる糧なのだと
それを嫌う自分がいるのだと
突然神が降りてきて私に告げないかしら
「君はこれを選びなさい」
誰か道標をちょうだい
心が弱い私は一人で道を拓けない
いくつもの道
私はどれを選ぶのだろう
その時になれば分かるだろうか
分からない 分からない
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空の広さを君は知っているかい?
その籠の中からじゃ見えないだろう
せまいせまいその籠からは
海だって見えないだろう?
さぁ出てこいよ もう鍵はないんだぜ
だって君が開けたんだから
もしかして怯えているのかい?
笑わないから出ておいで
大丈夫 心配するなよ
俺にはその気持ちが分かる
君は昔の俺だ そう、俺なんだ
後悔は後にしろよ
そんなことさせないくらい素敵なものを
全部俺が見せてやるから
その殻を破れ