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メグルの部屋


[11] 嘘と罰
詩人:メグル [投票][得票][編集]

嘘をついて またそれを重ね
最後には動けなくなった

全身に鎖が絡み付き
あたしは座り込む事すら出来ず

倒れる事すらも許されず
また 今日も嘘を吐いた

楽になろうとしたのに
結局は苦しいんだ

嘘をごまかそうと
嘘で表面を塗り固める

いつまでも終わりがこない
どうしたらいい?

助けてくれ
喉が枯れるまで叫べば、

ああ でもあたしは駄目だ
嘘つきに伸ばされる手なんてないもの

絡まった鎖は解かれることなく
キリキリ キリキリ

あたしをこの場所に縛り付けて
今日も誰かの背を見送ることを強いる

2006/11/30 (Thu)

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