悲しみも喜びも憎しみも愛しさもいつかは消えてなくなるのでしょう 私はそんな自分の頭が大嫌いなのです 全て覚えておきたいのです 悲しかったことも嬉しかったことも 誰かを憎んだことも誰かを愛したことも全て全て ああきっと貴方は嫌だと言うのでしょうね 人は忘れるからこそ明日を生きていけるのだと ですが私は忘れたくなど思わないのです なぜならこの記憶が 貴方と生きたかけがえのない証なのですから.
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